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2023.11.07

柿の木を見に行こう!~地域の方のお宅訪問~(4歳児 ますかっと組)

ますかっと組は、11月、「さるかに合戦」のお話のせかいで遊びたいと思っています。 そのことを副園長に話すと、立派な2種類の柿の木(西条柿・冬柿)がある、園の近くの野上さんに声を掛けてくださり、お邪魔させていただけることになりました。(野上さんは毎年園児のために新米を持って来て下さいます。また、園の第一駐車場は元々野上さん所有の田んぼで、レンゲ田の時期にはレンゲ摘みをさせてくださったり、田起こしや稲刈りの時期にはトラクターやコンバインに子ども達を乗せてくださったりと、昔から子ども達に色々な経験をさせてくださっています)

先日、絵の具で柿の木(幹と枝のみ)を描いた子ども達。保育者が「今日はどんな美味しそうな実がなっているか、見に行ってみよう!」と話すと、子ども達はウキウキした気持ちで園を出発しました。柿や八朔など、美味しそうな秋を見つけながら歩き、野上さんのお宅に到着すると、すぐにお出迎えをしてくださいました。そして、脚立と剪定鋏を持って来て、子ども達のために西条柿をたくさん取ってくださいました。

取ってくださっている間、子ども達は2種類の柿の木を見上げながら「こっちの柿はまあるいけど、あっちの柿は細長いね」と話したり、黄色やオレンジや緑の柿の葉の美しさを感じたり、保育者の顔も隠れるほど大きな葉に驚いたり、また、葉を嗅いで「柿の匂いがする!」と言ったり・・・それぞれで柿の木を楽しんでいました。

その後、柿の木がよく見える場所に腰を掛け、保育者の「さるかに合戦」のパネルシアターを見ました。今日のために手作りした作品です。秋色に輝く柿の木の下で、すっかりお話のせかいに引き込まれていた子ども達でした。

そして帰り際、自然と「ありがとうございました!」と口々に野上さんにお礼を言う子ども達。きっと、楽しく心に躍る経験となったのでしょう。

園に帰ってから、ほんのひとかけらずつ頂いた西条柿を食べてみることに…。渋さですぐに顔を歪めるのでは?という保育者の予想とは反対に、「甘くて美味しい!」と食べる子ども達。しかし、徐々に渋みを感じてきた子もおり、舌を出して顔を歪めたり、「なんかベロがザラザラする…」と言ったりする子もいました。

子ども達に心に残る経験をさせてくださった野上さんに感謝です! さて、ここからますかっと組の「さるかに合戦」のお話のせかいはどのように広がっていくでしょうか…。お楽しみに!

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