2021.06.18
雨の降る日はジメジメして、うっとうしいと思うときもありますが、外に出ると静かで少しひんやりした空気を気持ち良く感じることができます。子ども達をそんな雨の中に連れ出し、静けさや美しさ不思議さを見たり感じさせたりしてあげたいと思い、雨降り散歩をしました。
保育者が傘を差し抱っこして静かな園庭に…。“ポツポツ、ポツポツ…”と、雨が傘に当たる音に思わず“なに?”と傘を見上げる子ども。しばらく音に耳を傾けたり、雨に濡れた道路を車が走る“シャー”という音に振り向いたりと、静かな雨の中に聞こえてくる音が不思議そう。
園庭には美しく咲いたアジサイの花や白いヤマボウシの花、甘い匂いのクチナシの花、また色々な形をした瑞々しい樹々の葉… そして地面の水たまりと雨粒…。 雨がいつもの園児が遊ぶ活気ある園庭を静かな景色に変え、子ども達を不思議な世界へ誘ってくれました。
カタツムリやカエルは見つかりませんでしたが、園の東側の田んぼの田植えも終わり、カエルの声も聞こえました。土、日曜日には、ご家庭でゆったりと梅雨時期ならではの色々な景色や自然を見つけて楽しんでみられてはいかがでしょう。