2023.10.19
10月16日、秋晴れの青い空の下、笹ヶ瀬川に散歩に出かけました。夏の間は、暑くて散歩に出掛けられなかったため、久し振りの散策です。春や初夏とは違って、秋の笹ヶ瀬川ではどんな発見ができるでしょうか。
笹ヶ瀬川に到着してすぐに、子どもたちが見つけて指さしたのは、「荻(オギ)」という植物です。ススキによく似ています。他にも、「コスモス」「ヒガンバナ」といった鮮やかなお花や、「テントウムシ」「ショウリョウバッタ」「トノサマバッタ」「シジミチョウ」「モンシロチョウ」「モンキチョウ」「カマキリ」等の昆虫を見つけました。風に吹かれる稲穂を見て、「ここはまだ刈ってないねぇ」「黄金色って言うんだよ」と素敵な言葉を漏らす姿もありました。
背の高い野草が生えている場所に差し掛かった時、綺麗な小さい声が聞こえてきました。何の声かな?と皆で耳を澄ませていると、コオロギとキリギリスであることが分かりました。虫捕り名人がたくさんいる年長組さん。声がする方をじ~っと見つめ、「おった!」と虫の姿を捉えていました。草むらを覗き込んでいると、「なんだか秋の匂いがする…」と鼻のワンダーパワー(匂い)を使って、小さな秋に気付いているお友達もいましたよ。また別の場所では、コオロギやキリギリスとは違う声が聞こえてきました。「リーンリーン」という涼しげな声の主は…?「これはスズムシだ!」とすぐに分かった子どもたちでした。
散策を終えて帰る前に、御南ファームと公園に寄りました。御南ファームでは、姉妹園の御南まんまるこども園の保育教諭が畑仕事中だったので、キャベツの苗を見せてもらったり、冬野菜(ダイコン・カブ・コマツナ・ホウレンソウ)の種を蒔いたことを教えてもらったりしました。公園では、クラス対抗のリレーで、ひと汗流しましたよ。
今後も、園外の環境を継続的に利用させて頂き、季節やその移り変わりを五感で楽しんで欲しいと考えています。