2021.09.29
園庭から見える空の高さが心地良い季節になってきました。
秋の風が吹く中、子ども達は戸外で身体を動かして遊ぶことを楽しんでいます。 最近は、固定遊具のうんていが大好きな年中組の子ども達。うんていの横には、順番待ちの列ができるほどです。
順番待ちしている子ども達の中に、うんていで遊んでいる友達のようすを、じっと見つめている子がいます。言葉はありませんが、『○○ちゃん、すごいなぁ』『ぼくも上手になりたいな』『次は、もっとがんばるぞ！』そんな気持ちが伝わってきます。いざ、順番が来ると、真剣な表情で出発！うんていの端から端まで渡れず、４つ目で両手が離れてしまっても、「４つもできた～！」と大きな声をあげて喜んでいます。そして、飛び跳ねながら、また順番待ちの列の後ろに並びに行くのです。
そんな子ども達のようすから、【子どもの身体が生き生きと動く時には、同時に心も動いている】ということに改めて気付かされました。『○○ちゃんのように、やってみたい！』『なんだか楽しそう！』と友達に刺激を受ける姿。自分なりに目標をもって取り組み、『できた！もっとやってみたい！』とさらに意欲を高めていく姿。もちろん、悔しさがバネになることだってあります。心と身体を動かしながら遊ぶ子ども達の姿は、とてもキラキラして見えます。
うんていの他にも、ケイドロなどの鬼ごっこ遊びも盛り上がっています。「助けてー！」と叫ぶ友達の声を聞きつけて、走って走って鬼の居ぬ隙をねらって、友達を助けに行く子どもの心は、どんなふうに動いているのでしょうか。きっとわくわくドキドキでいっぱいなのでしょうね。
10月には、子ども達が楽しみにしている運動会もあります。今は家庭で過ごしているお友達も、もうすぐこども園に来られるようになったら、広い園庭を友達や先生と一緒に走り回って、たくさん遊びましょうね。「今日は、○○くん来る？」「いつになったら来るかな？」と友達も楽しみに待っていますよ。