2021.09.09
急に秋めいてきました。
朝の園庭には、秋茜(アカトンボ)が舞い、畑からコオロギの鳴き声が聞こえます。秋の虫の観察コーナーでは、友達と一緒に飼育ケースの中をじっと肉眼や虫メガネで観察する子どもたち…。「もっと広い環境で自由に虫を見たり触ったり出来たらいいな…」との思いで、大きな蚊帳(8畳用)を使って”虫のおうち”を作りました。
(😊蚊帳はミナンの子ども達の応援者から戴きました。素材は本麻繊維。蚊帳は昭和の風景。ご存知ない保護者の方がいらっしゃるかもしれませんね。)
おうち作りと並行して、笹ヶ瀬川の土手へ虫捕りに。さすが保育教諭。4人で1時間余りの内に約20匹の虫(主にバッタ)を捕まえることができました。一緒に草も刈り取って、おうちに入れてあげることにしました。
本来であれば、虫はその地域の環境で生きていることから、捕まえて持ち帰ってはいけません。しかし年齢の小さい子どもたちにとっては地域(笹ヶ瀬川の土手)に生息する虫を見る(触れる)機会が少ないことから、園庭に環境を整えることにしました。見たり触れたり、観察したりするだけでなく、お世話などもとおして命の尊さや大切さも学んで欲しい、また遊んだ後は虫をどうするか(生息していた場所に返すこと)も子どもたちと一緒に考えていきたいと思っています。
虫を見つけたり、捕まえたりすることが大得意の子ども達!!たくさん捕まえて“虫のおうち”の仲間に入れてあげてくださいね。
緊急事態宣言中、家庭保育に協力してくださっている皆さん。登園できるようになったら”虫のおうち”でたくさん遊びましょう!虫たちも待っていますよ!!
【驚き!! …エピソード①】
コオロギが泳ぐところを見たことがありますか??
コオロギを捕まえようとしたところ、素早く逃げ、用水路(水の中)へ…。どうなるのかと思って見ていると、とてもきれいに水に浮き、平泳ぎのようにスイスイと泳いでいました!!
【犯人は…? …エピソード②】
今朝、虫のおうちを覗いてみると、蚊帳に穴が!!(赤丸の部分)これは一体どの虫が穴を開けたのか…?
これからも新発見!!や不思議?との出会いが多くあると思います。皆で共有できるのが楽しみです。