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2021.12.10

「秋の草木染め~ドングリ・マリーゴールド~」(5歳児 年長組)

本園では御南保育園の頃から身近な植物から出る色の美しさ、不思議さなどを子ども達が感じてほしいと、四季折々の植物を使って染めを行っています。今年度も春はヨモギとタマネギの皮で、夏には園で育てた藍を摘んで生葉染めをしたり、児島にある高城染工さんに用意していただいたインド藍を使った本藍染めを年長児が体験しました。 そして今回、“秋の色を残しておこう“と、子ども達が自然保護センターや休日に公園などで夢中になって拾い集めたドングリと、春に種まきをして大切に育てたマリーゴールドの花(冷凍保存していたもの)を使って、染めを行いました。

始める前に各クラスで「何色に染まると思う?」と投げ掛け、「ドングリは茶色・薄茶色・白(ほとんど染まらない)…マリーゴールドは黄色・オレンジ・山吹色…」と子ども達は予想を立てました。 2つのくどを皆で囲み、バケツいっぱいのドングリとマリーゴールドをそれぞれ水を沸騰させた鍋の中へ。

大量のドングリを力を込めて混ぜたり、木のパチパチと燃える音に耳を傾けたり、煙や漂ってくるマリーゴールドの香り(この時ドングリは無臭でした)を嗅いだり、くどの火で暖を取ったりしながら待つこと約20分。

ぐつぐつと煮出していくうちに、だんだんドングリは濃い茶色、マリーゴールドは紅茶のような色に煮汁が変わってきました。 それぞれの鍋を覗き込むと、「ドングリは、なんだかピーナッツみたいな匂いがするね」「マリーゴールドは、お花の爽やかな香りがする!」などと子ども達。

いよいよ火から下ろし、ドングリとマリーゴールドの煮汁を漉し、鍋に煮汁を戻して白い毛糸を浸けました。そこに、はっきりと色が定着するミョウバンを少量入れると…あっという間にドングリは綺麗なベージュ、マリーゴールドは鮮やかな山吹色に!子ども達の予想は大当たり!

「ドングリは(煮汁が)少しずつ濃い茶色になって綺麗に染まったね!」「マリーゴールド(の煮汁)はカレー色みたいだったのに、毛糸は山吹色に染まったね!不思議…」と色の変化に驚く子ども達でした。最後に皆で大成功の“バンザーイ!”

春は芽吹いたヨモギ色、夏は青空や海のジャパン・ブルー色、秋には秋空に映える山吹色やドングリ色・・・。こうして、子ども達は春夏秋と身近な植物で化学染料にはない自然物からの染物を体験してきました。 これからも四季折々の色々な植物に出会って、持っている色素への興味関心に繋がってほしいと思います。

さて、例年春夏秋と染めた毛糸を使って何を作るか子ども達と話し合い、マフラーやコースター、ミサンガなどを作っています。さあ今年は何を作ろうかな?お楽しみに…。(ドングリをたくさん持ち寄っていただき、ありがとうございました!)

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