2023.03.07
もうすぐ卒業を迎える年長組の子ども達も、小学生になったら自分達で通学路を歩いて登下校をするようになります。そんな子ども達のために、岡山市の生活安全課の方が交通安全教室をして下さいました。
初めに、『みみちゃん しょうがくせいになる』という大型絵本で小学生になる前の2つの「宿題」を知りました。
―宿題—
➀通学路を歩く
安全で決められた学校までの道を覚えるために、少なくても3回はお家の人と一緒に歩く練習をしましょう。
②逃げる場所を決める
怪我をしたり、登下校の途中でトイレに行きたくなったり、知らない人が追いかけてきたりしたときに逃げ込むことができる場所をお家に人と一緒に確認し、決めておきましょう。
他にも、絵本を見ながら、道路のどこを歩くのか、安全な傘のさし方、標識『とまれ』のトマトの約束(とまって・まって・とびださない)や横断歩道の渡り方などをよく考えながら参加することができました。
また、もしも知らない人に声を掛けられたら、絶対について行かないこと、大きな声や防犯ベルで助けを呼ぶこと、助けてくれる大人がいるところに逃げることも教えてもらいました。
絵本の後は、園庭で横断歩道の渡り方を練習しました。
右手をしっかりと挙げて、「よく・みて・わたる」・・・・
最後に、生活安全課の方から「よく・みて・わたる」時には、近くだけでなく遠くの方も見て確認をするともっと安全に渡ることができることをアドバイスしてもらいました。
御南学区では、毎日地域の方や保護者の方が登下校の見守りをしてくださっています。おかげで、子ども達も安心して過ごすことができていることと思いますが、ひとりひとりが交通安全について理解して意識していくことも、もちろん大切です。お子さんと一緒に、小学生になる前に2つの「宿題」をしてあげて下さいね。