2022.03.17
今週の土曜日は、卒業式！年長組の子ども達は、もうすぐ小学生ですね。 『入園の頃は○○だった』『○○組の時には、こんなことがあった』と年長児との思い出をひとつひとつ振り返り、職員同士の会話にも花が咲く今日このごろです。
また、年中組の子ども達も、進級までの日にちを指折り数えて、期待を膨らませながら過ごしています。
もうすぐ年長組の友達が小学校へ行くことを年中組の子ども達に話すと、「もっと一緒に遊びたい！」「年長さんに優しくしてもらって嬉しかった！」などの声が、聞かれました。
そこで、「ありがとう」「かっこよかったよ」「小学校でもがんばってね」などの気持ちを伝えるメッセージカードと手作りのお花を、気持ちを込めて用意しました。
今回は、２日間にわたる〈年長組さん、おめでとうの会〉の様子をお伝えします。
３月15日（火）
年長児と年中児でペアを作り、笹ヶ瀬川の土手沿いを散歩しました。
散策では、テントウムシや小さなツクシ、木々の芽吹きなど、たくさんの春を見つけながら遊ぶことができました。
みんなで少し立ち止まって、陽ざしの暖かさや風の涼しさの心地よさも全身で感じましたよ。
「これはヨモギだよ。良いにおいがするよ」などと、年中児に教えてくれる年長児もおり、頼もしく感じられました。手をつないで歩くという１対１の関わりを通して、さらに親しみの気持ちをお互いに深めることができたようです。
３月16日（水）
朝の戸外遊びの時間に、ドッチボールや宝取り鬼、伝承遊び、砂場、ダンス、一輪車などを一緒に楽しみました。「一輪車の乗り方を教えて欲しい！」「投げゴマが上手になりたい！」という年中児のリクエストに応え、何人もの年長児が、優しく教えてくれました。
「昨日、一緒に散歩をしたお姉ちゃんと遊びたい！」と、自分から年長児を探し、声を掛けて遊ぶ子もいましたよ。
会の終わりには、みんなで輪になってうらじゃを踊りました♪
その後は、いよいよ楽しみにしていたプレゼントを渡す時間！
いざ、向き合うと恥ずかしい気持ちもあり、ちょっぴり照れながらも「ありがとう」「がんばってね」「たのしかったよ」など、自分の言葉で気持ちを伝えた年中組の子ども達です。
その日の年長組の子ども達の給食は、スペシャルメニューでした。
ぽかぽか陽気の中、自分達で好きな場所を選んで、暖かい春を感じながら、お楽しみ給食を食べました。みんなで記念植樹をしたサクラの近く、元気いっぱいに咲いている菜の花の近く、たくさん遊んだ園庭…など、それぞれに『ここが良い！』という場所を選び、とても嬉しそうな子ども達でした。
美味しい給食を味わっていると、給食室の先生が様子を見に来てくれました。
「給食とっても美味しいよ！」「いつもありがとう！」などと、自ら声を掛ける子ども達。
あっという間に完食した後、日頃の感謝を込めて、お礼の言葉と〈♪素晴らしい言葉〉の
歌を贈りました。
園庭から聞こえてくる明るい歌声に、保育室内で給食を食べていた年中組の子ども達の表情も明るくなりました。『きっと来年は、ぼくたちも…』そんな期待感の高まりを嬉しく見守りました。
たくさん遊んで、美味しい給食を食べて、心も身体も大きくなった年長組の子ども達、卒業おめでとう！！
『次はぼくたち、わたしたちが１番大きなクラス！』と張り切っている年中組の子ども達、期待していますよ！