2021.07.15
約2か月も続いた長い梅雨がようやく明け、1歳児が水遊びを始めました。
保育室の前に設置したプールを見つけると、「プール!あった!」「チャプチャプ!」と呟いたり、保護者の方と「プールあるかなぁ?」「楽しみだね!」と話しながら降園したりと、水遊びが始まることを楽しみしていたようです。
コロナ禍でまだまだ油断はできない状況ではありますが、子ども達が暑い夏を快適に、そして楽しく過ごしてほしいという思いから、園独自の“プール活動における安全管理マニュアル”の基、健康面や安全面、衛生面に配慮しながら水遊びを行っています。登園時には必ず水遊びをしても良いかどうかを保護者の方に確認したり、水遊びの直前にも検温を行ったりしています。また衛生面では、プールの水は塩素化イソシアヌル酸を使用して消毒を行い、残留塩素の確認もしています。
遊びの環境としては、子ども達が主体的に遊ぶなかで、少しずつ水に親しんでいけるようにしています。
タライの中の水や水遊び玩具(魚や貝など)を柄杓ですくい、「とれたー!」「できた!」と見せてくれたり、ジョウロに水を汲んで“ジャーッ”と流したり…。なかでも、保育者が手作りで作った水のスライダーは大人気!水が流れていくようすが不思議だったようで、「わぁ~!」と嬉しそうな声をあげながら、何度も繰り返して遊んでいました。このような遊びのなかで水しぶきを身体や顔に浴びながら水に慣れていき、水の冷たさや気持ち良さを感じながら少しずつプール遊びにも誘っていきたいと思います。
プールにも入りたそうにしている子は(排泄が自立している)、プールにも入りました。保育者と一緒にプールの中を歩いたり、座ったり、また浮き沈みの玩具をプールに入れて宝探しをしたりして、全身に水を浴びながら楽しむようすが見られました。
これからも健康面や安全面、衛生面に配慮しながら、子ども達の年齢発達に沿った楽しい水遊びを計画していきたいと思います。この夏で子ども達がどんな成長を見せてくれるか楽しみです!