2021.07.05
7月3日(土)14:00から、本園遊戯室にて御南認定こども園の職員を対象とした『SDGs(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標』の研修会を開催しました。
講師は岡山県環境保全事業団 環境学習センター 「アスエコ」所長 山田哲弘先生です。山田先生は以前、岡山県自然保護センターに勤務されており、本園の保護者を対象に講演会をしていただいたり、また毎年の園児の遠足では大変お世話になったりしていました。コロナ禍ではあるものの快く講師を引き受けてくださいました。本当に感謝です。
今回の研修テーマは「SDGs(エスディージーズ)」についてです。「SDGs」とは「持続可能な開発目標」という意味で17の項目から成ります。
研修の中で、“奇跡の星”と呼ばれる地球には環境問題、貧困、紛争、ジェンダー不平等…など様々な問題があり、地球はとても弱っている状態にあることを改めて知りました。これらの問題を解決するためにSDGs(持続可能な開発目標)があるということを学びました。
その後、4人のグループに分かれ岡山県版のSDGsカードゲームを行いました。去年の岡山の課題を用いた「トレードオフカード」に対し「リソースカード(資源、資産)」を使用し課題を解決していきます。
グループメンバーの「リソースカード」を繋ぎ合わせながら問題を解決していくことで、新しいアイデアが生まれることを学び、問題解決の方法は「ゼロから考える」のではなく、今ある考えと今ある考えを掛け合わせて新しい考えを生み出すことが出来るのだと知りました。
今後、「地球環境に支えられて私たちの社会的、経済的な営みが出来る」ということをキーワードに、SDGs17項目のうちの4項目「質の高い教育」に繋げた保育をしていきたいと思います。そして、“奇跡の星”地球へ、何ができるのか子ども達と一緒に考えていけたらいいなと思います。
山田哲弘先生、ありがとうございました。