2024.04.30
春の味覚の筍。この四月はタケノコにたくさん触れることができました。
皮をむいでその感触をあじわったり、匂ったり、中を割ってその形、姿に驚いたり…。年長児はタケノコの不思議さを感じたり、それにまつわる絵本などにも親しんでもいきました。そして最後は子どもたちの一番の楽しみ”味わう”。給食室で炊き込みご飯を2回作ってもらい、いただきました。
そして、この日は”たけのこまつり”。揚げたての天ぷらを4.5歳でいただきました。準備しているときから「なにがはじまるの?」「なんだかいいにおいがしてきたよ」「はやくたべたい!」とワクワクして待ち切れない感じが伝わってきました。食べてみると…「おいしい!」「ちょっとあまい」とそれぞれに思いを伝えてくれました。美味しさのあまり、黙々と食べる子どもたちも。
最後に年長児にちょっとしたサプライズ。タケノコではありませんが、春を感じさせてくれるヨモギの登場です。園内にはたくさんの草花があり、その中でも身近なヨモギに日々親しんでします。そのヨモギを天ぷらにしてみました。子どもたちは食べる前にまずは匂い香りを確かめているようすです。食べると「においといっしょのあじがする」「すごいおいしい」口いっぱいにヨモギの香りが広がり、匂いと味がしっかりと感じられたようでした。
春の草花や山菜には冬の間に体に溜まったものを、外に出そうとする力があります。いろいろな春の山野草に触れることを遊びに取り入れ、五感でしっかり感じ、食にも結びつけて食べることを楽しみいろいろなもの体内に取り入れ大きくなってほしいと思います。