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2024.02.01

冬の散歩道(5歳児)

このところ、春の陽気が続いています。子ども達は、朝になると毎日元気いっぱいに園庭に駆け出してきて、縄跳びや鬼遊び、ボール遊びを友達や先生と楽しんでいます。

1月31日(火)、午前10時、お天気は快晴!ではなくあいにくの曇り空でしたが、気温は十分に高かったので、年長クラス全員で地域のお散歩に出掛けました。

今回は、園から笹ヶ瀬川に出て南に向かって歩いて、中学校前の通学橋を通り、笹ヶ瀬川プロジェクトでも利用している土手を今度は北に向かって歩き、川の反対側にある御南西公民館を目指すコースです。出発して数分後、子ども達は空を優雅に飛ぶトンビと、さらにその上の飛行機、そして長い飛行機雲を発見、その頃には空が美しい青色に変わっていました。

途中の通学橋の上で、子ども達は川を泳ぐヌートリアを発見!「ヌートリアがいる!あっ潜った!長い時間潜るね!すごいね」「尻尾長いね」など、地域に生息する小動物を興味深そうに観察していました。

その後、土手では、ナンキンハゼの白い実を見つけたり、その実を求めて集まってくる鳥たちを壁に隠れてこっそり観察し、鳴き声を聴いたり、オレンジや赤に染まった木の実を先生たちから手渡してもらったり、オギの穂をヒラヒラと振って種を飛ばしてみたり…冬の笹ヶ瀬川の自然を楽しみました。また、ホトケノザや(まだ小さい)ヨモギ、オオイヌノフグリといった春を感じる可愛らしい植物も発見して春の足音を感じました。

その後、子ども達は姉妹園のまんまるこども園に到着、少しだけ休憩のつもりが年長組の子ども達が温かく出迎えてくれてほっこり…つい長いをしそうになりながらも、重い腰を持ち上げて次の目的地である公民館へ。

公民館では、公民館の先生方に温かく迎えていただき、図書室やホールで大好きな絵本をじっくりと読んだり、友達と一緒におしゃべりを楽しみながら図鑑を見せ合ったり、公民館にある手作り玩具で遊ばせてもらったり、約30分間たっぷりと園外の公共施設できまりを守りながら過ごすことができました。

本当は、公民館の後にサプライズプレゼントで近くの公園でいっぱい遊んで帰ろうと考えていましたが、気が付くと既に時刻は正午。小腹も空いたので再度まんまるこども園に戻り、お茶とお菓子で栄養補給をして、その後は通い慣れた御南大橋を渡る最短ルートで園に帰りました。

1月は、風もなく穏やかでお散歩に適した季節だと思います。ぜひ天気のいい日には地域の散歩道を親子で春を感じながらのんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。きっと子どものセンス・オブ・ワンダーの輝きに共感できると思いますよ。

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