2021.08.19
残暑お見舞い申し上げます。 まさかのコロナ禍2年目の夏、まだまだ我慢を強いられる生活が続く中ですが、昨年は出来なかった水遊びを“こじんまりと”復活させることが出来ました。 お風呂ではない「水」に触れるのは初めてだというお子さまもいて、その反応や遊び方がとても微笑ましかったです。水着を着るのも初めてで、「濡れちゃったから着替えるー」と水着を脱ぎ始めた子もいて、“初めての戸惑い”を一緒に体験させていただきました。
“にぎにぎ”するけどつかめないなー!? 幼い手で外界を認識しようと一生懸命です。 肌で感じる太陽の温かみ、さわやかな風、冷たい水、支援センター室の前ではありますが、「自然」を全身で感じて楽しみました。
「手で触れるだけでは物足りなーい!えいっ!お腹を突き出して水浴びだ!」「私もミニプールへ飛び込んじゃえ!」
水の動きが面白くって、遊び方も様々です。お母さん方からは、「廃材が十分なおもちゃになるのですね」「これなら家でも作れそう」という声もありました。飽きることなく永遠と遊びに夢中になる子ども達を、目を細めて見守っているお母さん・・・そんな全ての光景が私達には眩しかったです。
日常生活の中で様々な形で利用している水。私達は、その水からたくさんの恩恵を受けています。生きるために不可欠な水ですが、ときには美しい水の景観に癒されたり、ときには渇水や洪水による災害に悩まされたりすることもあります。これから先、水と多様な関わりを持つ子ども達ですが、今は“水とふれあう”ことによって豊かな感性を育んでもらえたらよいのかなと思います。