2025.10.21
10月21日(火)、岡山西消防署から4名の消防士の方と救助工作車が来て下さり、避難消火通報訓練のようすを見ていただいたり、消防車を見せて下さったりしました。避難消火訓練では、放送をよく聞いて、落ち着いて避難できています、と講評をいただきました。また、避難の時は姿勢を低くして、煙を吸わないよう口をハンカチで押さえることや、“おはしもて”を守って避難することなどを消防士さんと約束しました。
そして、避難訓練の後は消防士さんへの質問コーナー!ここからは年中組、年長組が参加しました。そこでは、消防士さんに気になるあれこれを沢山質問して、消防士さんの答えを興味津々に聞く子どもたちの姿がありました。中でも印象的だったのが、「もしも消防車のタイヤがパンクしたらどうやって助けに行くの?」という質問。消防士さんから、「朝でも夜でも、いつどんな時でも出動できるように故障がないか、タイヤがパンクしてないかなどは毎日チェックしているよ。けれど、それでももし本当に動かなかった時は、他にもある消防署に応援を呼んでみんなで助けに行くよ。」という答えを聞いて、子どもたちは「消防士さんすごいね」「かっこいい」と、消防士さんへの憧れの気持ちをもったようでした。
みんなが楽しみにしていた消防車見学!今回の消防車は「レスキュー隊」が乗る救助工作車で、火事を消すための道具より、火事で建物内などに残された人たちを助けるために必要となるものが多く積まれていました。具体的には、木材を切り落とすための「チェンソー」や、鉄も切れる大きい「ハサミ」、危険な所から帰ってくるための「ロープ」や「カラビナ」など、どんな場所であっても助けに行けるように、様々な用具が積んであるのを見て食い入るように見つめる子どもたち。そして、実際に消防士さんが背負う重さの酸素ボンベも特別に持たせていただきました。それを持って「重すぎる!」「僕は力持ちだから軽いよ」と、各々感じ方は違えど喜ぶ子どもたち。その中で、年長組からは「こんなに重たいものを背負って誰かを助けるのって大変じゃない?」という声も挙がり、消防士さんの仕事に対して、その大変さやかっこよさを感じているようでした。
消防車の仕組みや消防士さんについて沢山知った子どもたち。消防士という仕事に強い興味と憧れが湧いたようで、最後に子ども達に「消防士になりたい人ー?」と聞くと、ほとんどの子の手が挙がりました。また年中組、年長組だけでなく、小さなお友達も消防車と消防士さんに興味津々で、フェンスに張り付くようにして消防車を眺めたり、消防士さんにハイタッチしに行ったりする姿もありました。貴重な体験をさせていただいた岡山西消防署の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!