2024.11.29
11月29日(金)、晩秋の自然が感じられる中、4歳児クラスが遠足に行きました。
まずは、池田動物園を見学。
ますかっと組は、事前にグループで特にじっくりと見たい3つの動物を決めていましたが、その動物たちの知りたいこと(名前、性別、年齢、好きな食べ物や遊びなど)を知っていきながら動物園内を歩くことを楽しみました。
動物の説明が書かれた看板の文字を読んで、自分で知ろうとしたり、「名前はそらだって!」と教え合ったりする姿や、「今、口を開けたよ!歯がギザギザしてた」「しっぽが白と黒のシマシマだね」と間近で動物を見て発見していく姿が見られ、動物への興味や関心が深まっていっていました。
ばなな組は、事前にグループで特にじっくりと見たい2つの動物を決め、その動物のどんなことを知りたいかを話し合っていく中で「ツキノワグマはどんな名前かな?」「フラミンゴは男の子かな?」「ミーアキャットは何を食べるのかな?」とたくさんの知りたいことが次々と出てきました。これらを楽しく調べることができたらいいなという思いから、出てきた疑問をもとに保育者がクイズを作り、“動物クイズブック”を持って動物園に出かけました。
自分のグループで決めた動物を見つけると大喜びで駆け寄り、「シカのお尻は茶色じゃなくて白だった!」とじっくり観察したり、「メスって書いてあるよ!」と看板を読んだりしながら答えを見つけることを楽しんでいました。
じっくり楽しみながら見て回り、驚きや気付き、発見がたくさんの動物園見学でした。
運動公園に到着すると、まずは散策に出掛けました。
バスで横を通過している時から、「きれい!」と言いワクワクしているようすの子が多く見られました。実際に間近で赤や黄色に色付いた木々を見ると、「あ、あそこ赤い!」「こっちは黄色だよ!」と目を輝かせながら景色を堪能していました。
落ち葉が沢山落ちているところを歩くとザクッザクッと気持ち良い音が聞こえてきます。何度も足踏みして落ち葉の感触や音の気持ち良さを感じている子や、葉っぱをいっぱい集めて落ち葉のシャワーをする子など様々に楽しんでいました。
大きなカエデの木やモミジバフウの木を見て「おおきいねぇ!」と見上げたり、落ちている葉っぱを拾って「手とおんなじくらいだ!」と葉っぱと手を合わせてみたり、色々な感動や発見をしていました。
しっかり歩いた皆のお腹はもうペコペコ。散策の後は楽しみにしていたお弁当です。「からあげが入っているんだよ!」「○〇ちゃんのは何が入っているの?」と嬉しそうに会話をしながら準備していました。少し寒さはありましたが、おうちの人が作ってくれたお弁当で心はぽかぽか、あっという間に完食していました。
晩秋ならではの自然の美しさを感じたり、目や耳、鼻、全身を使って驚きや発見を楽しんだりした今回の遠足。帰るバスの中でも「ホワイトタイガーかっこよかった。」「コウモリがみれて嬉しかった。」「大きな落ち葉拾ったよ」とたくさん嬉しかったこと、心に残ったことを話してくれていました。