2021.06.18
6月10日は“時の記念日”でした。その日は時間を大切に過ごすことや、時間を意識しながら過ごすことなど、自分達にはどんなことができるか皆で話し合いました。そこで、子ども達がもっと楽しみながら時間を意識して生活できる方法はないかと考え、思いついたのが、腕時計作りでした。
初めに紙コップの側面を切り取って腕時計の形にすると、紙コップの底を時計の文字盤に見立て、本物の時計を見て数字の配置に気を付けながら、スケッチペンで数字を書き込んでいきました。紙コップの底に小さく数字を書くのは難しいのでは?と保育者は予想していましたが…子ども達はそんな心配をよそに、上手に小さく書けていることに驚かされました。そしてベルト部分をカラーの油性ペンで好きな模様でデザインし、時計の針と割鋲、輪ゴムを保育者に付けてもらって自分だけの素敵な腕時計が完成!!
腕時計作りの次は、戸外での自由遊び。早速お片付けの時間にセット!
片付けの時間になると、本物の時計と腕時計を見比べ、「あっ、片付けの時間になった!片付けて入ろう!!」と近くにいる友達同士声を掛け合い、片付けを始めることが出来ました。
また、その後の昼食の時間には、保育者が指定した“ごちそうさま”の時間にセット!見易いように腕時計を外してお盆の向こう側に置いて食べていました。
その翌日も園に来て荷物の片付けが終わると早速「腕時計付けていい?」と自ら嬉しそうに腕時計付ける姿が見られています。 この腕時計ブームがいつまで続くかは分かりませんが、このことをきっかけに更に時間を意識しながら自主的に行動できるようになってほしいなあと思っています。