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2023.06.09

旬を味わう焼ポテトと野菜スープ

6月9日、年長児クラスの子ども達が収穫したジャガイモとタマネギを使ってクッキングをしました。メニューは子ども達と話し合った結果、ジャガイモは焼きポテト、タマネギは野菜スープに決定。焼きポテトは安全面を考えて今回は職員が担当しましたが、野菜スープは子ども達も包丁でタマネギを切るなどして参加しました。タマネギは涙を必死に堪えながら、自分たちで大きさや形を考えて切りました。

焼きポテト(メ―クイーンを使用)は、食感を味わってほしいとの思いから、やや大きめにカット。食べ応えのある大きさに子ども達の期待も膨らみます。そして、野菜スープは、当初はタマネギだけを使ったシンプルなスープにする予定でしたが、「そういえば園庭にキャベツがあるけど入れる?」「ベーコンも入れたら?」など、アイデアが膨らんで、気付けば立派なおかず『野菜スープ』になりました。

遊戯室で調理していると、タマネギのいい匂いに吸い寄せられるように、他のクラスからも続々と見学者が訪れて、「おいしそ~」「いいなぁ…」「私達もほしい!持ってきて!」など様々な嬉しい声が聞かれましたよ。

調理を開始してから約1時間45分、給食の時間にも何とか間に合い、5歳児クラスは遊戯室で会食、そして4歳児クラスの子ども達にもデザートとして提供することができました。

食事中、子ども達からは「ポテトながい(大きい)!」、「キャベツはあまいけど、タマネギは少しからいかも…、でもどっちも美味しいよ!」、「私のタマネギは甘いよ」などの声が多く聞かれました。そして、おかわりも含めて残食はゼロでした。

自ら収穫した嬉しい経験や、調理に関わった体験が支えとなって、『食べ物を大事にする』とか『残食をしないようにする』などの食育やSDGsにもつながる気づきにつながっていくのだと思います。今後も旬を味わうことを大切に計画的な食育を実践していきたいと思います。

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