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2024.06.03

待ちに待った土粘土体験!(5歳児)

 同じグループの友達同士で作りたいものを話し合いながら考え、先週からずっと土粘土体験を楽しみに待っていた子ども達。今日は登園した瞬間から、「今日は土粘土だよね!」とワクワクした様子で伝えてきてくれました。

 そして今回も、前年度に引き続き陶芸家の十河隆史先生(T POTTERY 陶芸工房)が講師として来てくださいました。無事に晴れ、風も心地よい絶好の気候の中、いざ土粘土体験がスタートです!

 土粘土は、まず土の粉の状態から少しずつ水を加えて粘土を作っていきます。水を加えていない粘土を触った子ども達は、「ふわふわ!」「めっちゃ気持ちいい、ずっと触ってたい」と、はじめての感触にうっとりとしていました。

水を加え、粘土作りが始まりました。「なんかべちょべちょしてきた…」と少し抵抗を覚える子もいましたが…

水を加えながらこね続けていくと、少しずつ感触が粘土のようになってきました。すると手でこねるだけではなく、「足で踏んでもいい?」とダイナミックに足で踏み始める子も。

「足で踏んだら気持ちいい!」と、最初は手でこねることに抵抗があった子ども達も、すっかり服や手が汚れることも気にせず、粘土の感触を全身で楽しんでいました。

 粘土作りが終わり、いよいよ作品作りです。話し合いの時間では友達の意見にしっかりと耳を傾けながらも、自分の作りたい!という気持ちが勝ったのか、最初はそれぞれで作りたいものを作っていました。

しかし制作が進むにつれ、友達のキラリと光るアイデアを「面白そう!」「すごい!」と認め合う姿が。そこから自分の作りたいものと友達の作りたいもののイメージが少しずつ対話の中で共有され、今年の御南認定こども園の年長組にしかできない、たった1つの作品が出来上がっていきます。

 

こうして友達のよいところを認め合いながら、お気に入りの作品が完成しました。最後は他のグループのお友達のお気に入りポイントを聞いたり、作品を見合ったりしました。

おかしのいえ
りとるまーめいど
こすもすおんせん
ゴジラvsきょうりゅう

かわいいねこ
にわとりとんねる
もりのおしろ
ゴジラ

 終わった後、子ども達は「楽しかった!またやりたい!」と、キラキラの笑顔で話していました。今回の活動では、自分の身体を使って思いきり粘土をこねながらのびのびと、時には友達のアイデアを受け入れながら造形表現をしていきました。この体験をきっかけに、様々な活動の中で、自分の気持ちを思いっきり開放して表現する面白さを感じていってほしいと思います。

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