2024.05.30
5月30日(木)、3歳児クラスが池田動物園に遠足に行きました。雨で延期になったこともあり、遠足への期待は高まっていました。最初のお楽しみは、大型バスへの乗車です。席に座って「ドキドキするねぇ」、車窓を見て「高いねえ!」、車体が揺れると「グラグラするねえ!」、バスが止まると「止まったね…」、再び進むと「速いねえ!」と、大盛り上がり。バスごっこの歌を歌ったり、動物クイズをしたり、窓から見える景色を見たりして、過ごしました。
到着して子ども達が最初に感じたのは、動物の声と匂いです。「何の音?」「なんで臭いの?」等々、子ども達のアンテナが作動します。「キリンのお尻が見えるよ」「なんかいる!」動物の姿を発見し、ずんずん進み始めました。以下、子ども達の呟きを一部紹介します。
「白と黒のがいる」「パンダ?」「草食べてるよ」「ちょっと怖い目だね」「ちょっとあれ、フワフワじゃない?」「枝、のってた!」
大きな鳴き声を聞いて…「音した!」「恐竜みたいな声だね」。ガチョウとアイガモを見比べて…「なんか違うのがいる」「赤ちゃんかも」
「クマさん!」「おっきい…」「ボールが壊れてる…」
「地面のもの食べてたよ」「(高くまで上っている姿を見て)高―い!」「赤ちゃんがごはん食べてたよ」
「面白い食べ方だねぇ!」
「(色の違いに気付いて)ピンクフラミンゴちゃんと白フラミンゴちゃんだね」
「石の中に棒を入れて何か食べてる!はちみつかな」「スプーンで食べてるみたい!持つのが上手だね!」
「え、犬の声!?」「あ、喋った!」「こんにちわー!」
動物の仕草にも興味を持ったようで、真似てみたり、何をしているのかな?と考えたりしていました。また、動物の鳴き声をじっと聞く姿がありました。特に、ライオンが大きく吠えてくれた時は大迫力で、言葉もなく吸い寄せられるように近づく子もいれば、怖くて保育教諭や友達の陰に隠れる子もいれば、吠えるライオンの真似をする子もいましたよ。
池田動物園は自然豊かで、子ども達にとって面白いものは、動物だけではありませんでした。園庭でもよく探しているチョウチョやダンゴムシを見つけて喜んだり、川のせせらぎをじっと見つめたり、トゲトゲの実を踏まないように跳ねて歩いたり、落ち葉やドングリを拾ったり…。五感をフル活用して、のびのびと楽しめていたように思います。
たくさん歩いた後は、みんなで一緒に休憩をとりました。今日は特別に、美味しいジュースとおやつ付きです!ずっと楽しみにしていたバスも、色々な物を見つけた動物園も、お友達と一緒におやつを食べたことも、たくさんの刺激になったようで、園に帰って給食を食べる頃には、いつも元気な年少組さんがぽ~っとしていましたよ。
今回の遠足では、気になるものや好きなものを見つけて、元気いっぱいに自らどんどん進んでいく姿がたくさん見られました。これからも、身体全身で感じてそれをのびのびと表現できるような生活を送れるようにしていきたいと思います。