2024.05.16
5月14日(火)にちゅうりっぷ1組、16日(木)にちゅうりっぷ2組の保育参観を実施しました。
進級して1か月半が経ち、子どもたちは新しい環境や保育教諭にも慣れ、生活のリズムにのって過ごすことができるようになってきました。
1組は気持ちの良い戸外で友達や保育教諭と一緒に“むっくりくまさん”や“追いかけ玉入れ”をして遊んだり、草花を使って砂場でままごと遊びをしたり、身近な生き物(ダンゴムシ、カタツムリなど)を見たり、触ったりと、日頃親しんでいる遊びを存分に楽しみました。
途中からは保護者の方も一緒に遊びへ参加していただきました。
生き物コーナーではカタツムリの綱渡りが大人気!綱から落ちないように…とそっとカタツムリを乗せようとしたり、「がんばれ、がんばれ!」とお父さんも一緒に応援する姿が印象的でした。また、「来て!」とお父さん、お母さんの手を引いて花壇で一緒に虫探しをする子も。見つけたダンゴムシを手のひらに乗せて、動きをじっと見る目は真剣そのものでした。
砂場では「ママにごちそう作る!」と草花を飾りつけたり、友達と一緒に大きな山を作ったり…それぞれのコーナーで会話や笑顔がたくさん見られ、昨年からの成長を感じていただける、とても良い時間になったと思います。
2組は、先日ようやく皆で収穫した真っ赤なイチゴ入れた小麦粉粘土を作り、お母さんお父さんと一緒に楽しみました。
初めに、イチゴをミキサーにかけると、部屋いっぱいに広がるイチゴの甘い香りに「いい匂い!」と言って目が輝く子どもたち。今日は、園庭のヨモギを使った粘土も用意し、2種類の小麦粉粘土で遊びました。
ランチルームに移動し、出来上がった粘土が手元に来ると、早速感触や香りを思い思いに楽しみます。香りの違いに気付いて「緑ちょっとくさい、、」「いちごはおいしいにおい!」と子ども達ならではの声が聞こえてきました。
2歳児になると、手や指先をしっかりと使ってこねる、ちぎる、のばすという動きがみられるようになっています。最初はまんまるで大きかった粘土も、子ども達の手によって伸ばされたり丸められたりして、数分後には色々な形になっていました。また、こねたり伸ばしたりするとピンクと緑の色が混ざり合う面白さに気付いてひたすらに伸ばし続ける子の姿もみられ、感心させられるワンシーンも。
他にも、お皿や自然物(花や葉っぱなど)を用意しました。途中からは保護者の方と一緒に楽しむことができ、小さくちぎっておもちやパンに。花や葉っぱを飾ってケーキに。茎に刺してお団子や焼き鳥に。まさに十人十色で同じものが何一つありません。2歳児の子どもらしさ・面白さや可愛さを保護者の方にも感じて頂けたことと思います。
小麦粉粘土を通して、子ども達なりの視点で発見を楽しんだり、それぞれにこだわりを発揮しながら自分なりに目的を持って創造したり。沢山の刺激の中で少しずつ吸収しながら自分の力にしていく姿を傍で感じることができ、その姿を温かく見守って下さったこと、私たちも嬉しく思っています。今後も様々な発見を楽しんでいき、子ども達の声を掲示板などでお伝えしていきたいと思います。
お忙しい中、参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。