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2025.04.25

ヨモギ団子作りをしたよ!(年長組)

 

 4月25日、子ども達にとって身近な植物となっている“ヨモギ”を使ってヨモギ団子作りを行いました。

 園庭に出ると、火が付いたくどの周りに集まり、「あったか~い」と呟いていた子ども達。子ども達にとってはめったに目にすることのない”くど”を囲み、園長先生から昔の山里で暮らしていた人は山に行って枯れ木や木の下の方の枝を払い、燃料にしていたことを教えてもらいました。

 さて、いよいよヨモギ団子作りの始まりです!笹ヶ瀬川で“ヨモギ探し名人”になった子ども達は、園庭でも力を発揮し、こども園で育てている鮮やかで張りのあるきれいなヨモギをたくさん摘んでくれました。

 ヨモギ(柔らかい葉の部分のみを使用しました)を大鍋で茹でていきます。「いい匂いがしてきた!」…馴染みのある香りにうっとり。(保育者が茹で汁を少し飲んでみると爽やかなよもぎの香りが口の中にスーッと広がっていきました。)

その後は、子ども達も参加しながら団子作りを進めていきました。

ヨモギを刻んで、すりこ木ですり潰して…

材料を混ぜ合わせてよ~くこねて…

「サラサラの粉だったのに固まってきた!」「緑色になってきた!」「いい匂いがする!」「モチモチで柔らかい~きもちいい~」と形態や色の変化に気づいたり、匂いや手触りなど五感を使って感じたりするようすもありました。

できた団子の生地をみんなで丸めて完成です!

 大鍋に入れて茹でていきました。“団子は茹で上がると浮かんでくる”ということを知った子ども達。まだかまだかとワクワクが止まりません!

そして…

「浮かんできた~!!!」子ども達の感動の声とキラキラした目が印象的でした。

 早速、みんなで作ったヨモギ団子を味わいました。苦手な子もいるかな…?と予想をしていましたが、「おいしい!!」「もちもちしてる!」「ヨモギの味がする!」「おかわり食べたい!」の声で溢れ、友達と顔を見合わせながら嬉しそうに食べていましたよ。

 どこでも見られ、生命力の強い“ヨモギ”。先人は“ヨモギ“を薬として傷や虫刺されの所に塗ったり、飲み物としたりして使っていたことも学びました。今回のヨモギ団子作りを通して、“ヨモギ”が子ども達にとってもっともっと身近な存在になったように感じます。みんなで作ったヨモギ団子、とっても美味しかったですね。

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