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2025.09.19

ネイチャーホールに”むしむしランド”ができた!!

園庭の桜の木も色付き始めたり、コオロギやスズムシの鳴き声が聞こえてきたりと、少しずつ秋めいてきています。子どもたちもお休みの日に見つけた虫を持ってきてくれたり、観察コーナーで虫をじっくり観察したりする姿をよく見かけるようになりました。そこで「蚊帳の中では虫もとんで逃げていかず、小さい年齢の子も安心してじっくり虫とかかわることができるかな」との思いで、ネイチャーホールに蚊帳を3つ張りました。そして虫たちの住む自然に近い環境を作り、その中に捕まえてきた虫を放ちました。

蚊帳の中に入ると、草をかき分け、ワクワクしたようすで探していた子どもたち。色々なところから出てくる秋の虫に大喜び!虫好きの子どもたちにとっては、まるで宝探しのようです。虫を見つけると友達に「そこ(足)じゃなくてこうやって(身体を持って見せながら)持つんだよ!」と持ち方を教えてあげたり、「どこまで跳ぶかみてみよう」「バッタの口ってどこにあるのかな?」と言いながら手に持ってじっくり観察したりと、友達と一緒に見たり触ったりしながら楽しんでいました。

中には興味はあるけれどちょっぴり怖くて初めは蚊帳の外から見ている子も…。しかし、「跳ぶからびっくりしちゃうけれど痛いことしないから大丈夫だよ」「捕まえたら楽しいよ」など恐怖心が和らぐような優しい声を掛けもらうと、触れるように!!「持てたね!怖くないでしょ?」と触れたことを一緒に喜び合う姿も見られました。

他にも「バッタの羽には模様があるよ」「コオロギって羽をこすって鳴くのって本当か見てみよう」と虫の生態や特徴に興味を持つ子もいました。

遊びを通して、見たり触れたり、観察したりするだけでなく、お世話をしたり、また、強く握ったり、無理やり引っ張ったりして虫を弱らせてしまったり…など体験する中で、命の尊さや大切さも感じてもらいたいと思っています。大人が虫を怖がると子どもたちも「虫は怖いもの」と認知してしまうそうです。この秋はぜひ子どもたちと一緒に虫捕りを楽しんだり、虫の鳴き声に耳を傾けたりしてみてください。

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