2023.02.22
園庭で、ドッジボール大会を開きました。参加したのは、御南認定こども園のあじさい組とひまわり組、まんまるこども園のあじさい組です。以前から、みなんファームで苗植えや収穫などの交流はありましたが、遊びの活動がメインとなる交流は今回が初めてです。
まずは、準備体操です。縄をくくったまま地面に置き、縄を踏まないように、前後左右に跳んだり、縄を持ったまま前屈したりして体をほぐしました。次に、縄をほどいて、前跳び50回、後ろ跳び50回、かけあし跳び、あや跳び、交差跳びなどの技にも挑戦しました。最後には、約80名の子ども達で、縄跳びチャンピオンを決める「誰が長く跳べるか」競争をして楽しみました。
身体も温まったところで、いよいよドッジボール大会です。1回戦目は、各クラスで決まっているグループに分かれて、計6チームでのトーナメント戦です。子ども達は、勝つために「しゃがむといいよ」「取ったらすぐ投げよう」などの作戦を考え、始まる前からやる気満々でした。各試合は、当てたり当てられたりの白熱した試合に。決勝戦では、勝敗が決まると抱き合って喜んだり、しゃがんで悔し涙を流したりする子ども達の姿が見られました。
2回戦目は、園、クラスに関係なく、ゴジラ、カメレオン、プテラノドン、赤鬼の計4チームで、No.1目指して争いました。子ども達は、同じ目標に向けて協力するうちに、あっという間に名前で呼び合ったり、仲良くなったりしながら身体を動かして遊ぶ姿が見られました。
投げたり、かわしたり、キャッチしたり、身体を元気いっぱい動かした子ども達からは「お腹すいた」「いい匂いがする」などの声が聞かれました。実は、ドッジボール大会と同時進行で、認定こども園とまんまるこども園の先生たちが、炊き出しで、豚汁やおにぎりを作ってくれていました。豚汁の中は、豚肉の他にも、すいとん、サツマイモ、人参、ゴボウ、こんにゃく、ちくわ、みなんファームで一緒に育てたほうれん草など。この具だくさん鍋を「どっさり鍋」と名付けました。
しかし、出来上がって配膳を行なっている間に雪が降り始めてしまいました。ところが、子ども達がブルーシートに座る頃には、雲がなくなり暖かい日差しの中で食べることできました。一緒に遊んだ友達と「あったかい!」「もう全部食べた」「おかわりしたい!」と美味しくいただきました。
朝の会で、子ども達からは、「最高の一日になりそう」という声が聞かれていました。園生活での最高の思い出が、また一つ増えたのではないでしょうか。