2025.10.29
10月20日(月)、2・3歳児による『スポーツフェスティバルmini』が開催されました。テーマは『むしになって』。
【蚊帳の中にバッタやコオロギを放ち…!】
虫にとってはとても迷惑で申し訳ないことですが、ちょっとの間、草原で虫を追って遊べない子ども達のために思いついた環境づくりです。子ども達は、大喜びで虫が跳んでいくようすを見たり、手に持ってお腹の方までじっくりと観察したりと、思う存分ふれあい、楽しむ姿が見られました。初めは虫が苦手だった子も、やがて蚊帳に入って近づいててみたり触ろうとしてみたり、親しみを持つようになりました。




【自分が一番大好きになった虫になって皆でスポフェスをしよう!】
3歳児は、たくさん親しんだ虫(バッタ、コオロギ、スズムシ、カマキリ、トンボ)の中から自分が一番大好きになった虫を選び、お面や羽を付け、その虫になりきってスポーツフェスティバルminiを楽しみました。
〇始まりの会
2歳児・3歳児が一緒に「とんぼのめがね」と「チンチロリン合唱団」を歌いました。大好きになった虫の歌を、皆で元気よく歌ってスポーツフェスティバルminiの開幕です!

〇初めは3歳児の『かけっこ』
“ようい”は、自分で考えた“虫のポーズ”!それぞれ個性があり、とっても可愛かったです!一番初めの種目ということもあり、ちょっぴり緊張してしまう子もいましたが、仲間の虫さん達が待っていりるゴールを目指し、秋の野原(トラック)を一生懸命走り切ることが出来ました。



〇2歳児の最初の競技は『追いかけ的当て』
ボールを持って準備はOK!!ギャングコウモリやクモが現れるとボールをぶつけようと追いかけて威勢よく走り出しました。3歳の誕生日を迎えた子も半数おり、“走りながら投げる”といった姿も見られました。ボールを拾っては追いかけたり、投げてぶつけたり…繰り返すうちにギャングコウモリとクモは逃げていきました。「皆でやっつけたよ。バンザーイ!!」


〇3歳児の鬼ごっこ『敵が来た!』
「敵が来た!」と言われたら、クモやヘビに捕まらないように逃げますが、引っかけで「テレビ」や「天ぷら」など“て”から始まる違う言葉を言われることもあるので、よく聞いて動かなければなりません。言葉をよく聞いて動いたり、引っかけの言葉に笑ったり、鬼に捕まらないように子どもなりに考えて逃げたりと、ルールを守りながら楽しんでいました。


〇2歳児の『かけっこ・大玉転がし~むしさんにごちそうを届けよう~』
名前を呼ばれると「はい!」と手を挙げたり、元気よく返事をしたりしてワクワク、ドキドキの子ども達。大勢の方に見守られながら保育者の「よーいドン!」の合図に合せてしっかりと手を振って走り切ることができました。ゴールはお父さんやお母さんです!ぎゅーと抱きしめてもらい最高の笑顔の子ども達でした。そのあとはバッタさんの大好物のリンゴやナシ、キュウリ、キャベツをお家の方と一緒に運びました。バッタさんも喜んでくれましたね。




〇3歳児親子の『ダンシング玉入れ』
子ども達が大好きになった虫が出てくる「むしむしフェスティバル」という曲でダンスをし、笛が鳴ったら玉入れをします。子ども達だけでなく、保護者の方も全力で踊って玉入れをしてくださったおかげで、とても盛り上がりました。




今回のスポーツフェスティバルminiでは、競技の準備・手伝いを年長のあじさい組さんが引き受けてくれました。テキパキとお手伝いをする姿に、2・3歳児の子ども達も“かっこいいな”と憧れの気持ちを持ったことでしょう。ちゅうりっぷ組は、同じく年長のひまわり組さんに、手作りの虫の金メダルをプレゼントしてもらいました。そんな年長さん(あじさい組)が、スポーツフェスティバルminiの締めくくりとして、パラバルーンを見せてくれました。「おっきい風船だ!」「ボールが飛んだ!すごい!」と目をキラキラさせて見ていた子ども達でした。



今年度から本園では、運動会から『みなんスポーツフェスティバル』へと名称を変更し、子ども・職員・保護者みんなが主体的になって創り上げるフェスティバルという主旨のもとに開催しました。保護者の方も学年を越えて、温かく見守りながら応援や拍手をたくさんしてくださっており、とても和やかな雰囲気の中でスポーツフェスティバルminiをおこなうことができました。ご理解・ご協力、本当にありがとうございました。
<おまけ>
スポーツフェスティバルminiの後は、給食参観をしました。いっぱい身体を動かしてお腹ペコペコの子ども達は、大好きな給食を保護者の方に見てもらいながらモリモリ食べていました。

