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2021.09.06

ちいさな命をみつけたよ(4歳児 ますかっと組)

朝・夕に聞こえてくる虫の音が変わり、少しずつ秋の訪れが感じられるようになったある日のこと、年中組で大切にお世話をしていたカブトムシが死んでしまいました。

「カブトムシは夏に元気な虫だけど、生きていたら秋と冬はどうしていたんだろうね?」と不思議に思い、みんなで図鑑で調べてみることに…

図鑑を見てみると、秋になるとカブトムシは死んでしまうこと、オスとメスを同じ飼育ケースに入れておくと卵を産んでいるかもしれないことが分かりました。

すると、子ども達から「オスとメスがいたからこの中(飼育ケースの中)にも卵があるかもしれないね!」と声が上がったので、飼育ケースの中の土をそっと優しく広げて、卵を探してみると…

なんと小さなカブトムシの幼虫が!!!

「ちいさいね!」「かわいい」「土の中にもぐっていくよ」と嬉しそうな子ども達。

何匹かの幼虫と卵を見つけました。

見つけた幼虫と卵は「そ~っとね」「やさしくね」と飼育ケースに新しく土を入れてみんなの手で戻してあげました。

 この幼虫や卵がかっこいい成虫のカブトムシになるのは、みんなが年長組のお兄さん、お姉さんになった“夏”です。土の中から出てきて会えるのが楽しみですね!それまでみんなで大切にお世話をしていきましょうね。

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