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2025.01.15

お正月の最後は保護者を招いてとんど&New Year コンサート(その①)

 1月15日、お正月最後の行事である〔とんど〕を行いました。〔とんど〕は新年にお迎えした歳神様をお送りする日です。この日は保護者の方をお招きし、子ども達とともに園の行事を楽しんでいただきました。

2歳以上の園児と保護者が園庭に集ってお飾りの山を囲み、みんなで『十二支の歌』を歌ったり、保育教諭からのお飾りの紹介(それぞれの縁起物の由来)を聴いたり、また書初めを見合ったりしました。

園長先生の書初めの紹介。(園長先生は不在。副園長先生が務めました。)子ども達は、「みどし」と大きな声で読んでくれました。「“御南の子ども達が、巳年を元気で、力いっぱい遊び、大きくなってほしい”との願いを、この3つの文字に託されました。それから、園長先生が『みなさんも一生懸命今年の抱負や願いを考えて書初めしたと思います。その願いが叶うように、今日は〔とんど〕で燃やして煙や灰をしっかり浴びてください。』と言っておられました」と、副園長先生からお話がありました。

5歳児は、筆と墨で半紙に「べんきょう」「こま」「おてつだい」「てつぼう」など、一人ひとりが一生懸命書きました。みんなに見てもらえたことがとても嬉しい表情が印象的でした。この書初めをお飾りの山に入れました。

ついに点火のとき…。「御南の子ども達が元気に過ごせますように。そして、みんなの願いが叶いますように」と副園長先生が松明で点火すると、じわじわと燃え上がっていく炎に皆の目が集まります。少しずつ竹に燃え移り、ぶわっと舞い上がった炎と灰、匂い…そして竹が弾けた“パチン!”という大きな音に大歓声があがりました。煙が空に舞い上がり、無事に歳神様をお送りすることができました。

その後は順番に煙を浴び、邪気を払ったり、“元気に過ごせますように”と願ったりしました。

日本で昔から大切にされてきた伝統行事である〔とんど〕。友達や先生、お家の方と皆で輪をつくり、温かい雰囲気のなかで大迫力の〔とんど〕ができたことを嬉しく思っています。現代では非日常的なこの貴重な体験が、子ども達の心に残る体験の1つになることを願っています。

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