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2024.08.28

『ジャングル探検プロジェクト』できたよー!!みんな遊びにおいで~!!

 遊戯室いっぱいに広がったジャングル。本日オープンしました!

 初めは、ひまわり組(年長)が遊戯室の一角で作り始めた「ジャングル迷路」でしたが、あじさい組(年長)も猛獣を作ることで加わり、いつしか壮大なジャングルに。子ども達の思いや考えが膨らむのに比例して、ジャングルも遊戯室いっぱいに広がりました。そんな<子どもジャングル探検プロジェクト>の中で、友達と協力することの大切さ、友達と認め合うことの喜びなどを感じている年長の子ども達の姿が見られました。

 いつからか、同学年の友達だけでなく、異年齢の子にもジャングルを楽しんでもらいたい気持ちが芽生えてきた、年長の子ども達からは「ちゅうりっぷさんと一緒に遊びたい」「年少さん、年中さんを(ジャングルに)呼びたい」との声が聞かれました。そこで、今回、年下のお友達をジャングルに招待することになりました。

 今日は、年少の「みかん組」「ふじ組」、年中の「ばなな組」「ますかっと組」を招待しました。年長の子ども達が、それぞれのお部屋に迎えに行くところから始まりました。ジャングル内では2人ペアで行動するため、二人組を作らなくてはいけません。その際に、年長さんが年下の子に「一緒に行こ!」「案内してあげる。」と優しく声を掛け、目線を合わせて手をつないであげていました。そんな年長さんの姿に、年少・年中さんは安心して手をつなぎ返したり、どことなく嬉しそうな表情になったりする子どもも見られました。

 ジャングル(遊戯室)の入り口につくと、まず始めに年長さんから「ジャングルルール」についての説明があります。年少さんには、読んで教えてあげる姿が見られ、年中さんとは一緒に声を合わせて読んで、ルールを確認しました。

 そこからは、年長さんがお兄さん・お姉さんとなって年下の子ども達が安全に楽しんで遊べるようにジャングルを案内しました。実は、年長さんは前日から「どうやって案内すれば、楽しんでもらえるか」考えたり、お友達と話し合ったりしていました。実際に、案内する場面で「傍についてあげる」「先回りして、声を掛けてあげる」「一緒に遊ぶ」「ペースを合わせる」など、年下の子の気持ちに寄り添う姿が見られました。

 中には、猛獣に食べられたり、猛獣の口をパクパク動かしたり、年下のお友達のペースに合わせて一緒に遊んだり、全力で楽しませようとする姿が見られました。それを見た年少・年中さんも一緒になって猛獣に食べられてみたり、一緒に速さを競ったりと、とてもいい表情でジャングルを楽しんでいました。

 ひと通りジャングルを楽しんだ年少・年中さんジャングルでの感想を聞いてみると、キラキラの笑顔で「楽しかった!」「ワニがいた!」「また来たい!!」と、教えてくれました。

 年長さんからは、「喜んでくれて嬉しかった」「また来たいって言ってもらえた!嬉しかった。」などの声が聞かれ、達成感、満足感にあふれた表情が見られました。また「(お友達が)はしゃいでたけど、怪我なく終われて良かった」という声もあり、お兄さん・お姉さんとして責任感を持って案内していた子ども達もいました。

 今回の「ジャングル」をテーマにした制作活動は、長期間の大型プロジェクトでした。年長学年の子ども達にとっては協力することの大切さや、友達という存在の大きさなどが感じられた、とても意味のある活動となったことに間違いありません。

 2学期からも、クラスや学年を越えて、仲間と共に力を合わせて運動会や音楽会など、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

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