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2023.04.24

身近な自然を使った直接体験Ⅱ

先週の5歳児に続き、今度は4歳児クラスの子ども達が笹ヶ瀬川にお散歩へ行きました。出発前はドキドキの子ども達。5歳児以上に緊張しながら2人1組で手をつないで道路を渡り、笹ヶ瀬川を目指します。途中、橋を渡ったり、橋の上から「海みたい」と大きな川を見て驚いたり、「鯉がおった!亀も!」と生き物を見つけては大はしゃぎしたり…驚きと喜びがいっぱいのお散歩になりました。

この日はナガミヒナゲシやハコベラ、タンポポやオオイヌノフグリなど元気いっぱいの春の草花がたくさん咲いて子ども達を迎えてくれました。

橋を下りて、ちょっとした広場のような場所ではテントウムシやシジミチョウがいっぱい!予定にはありませんでしたが、あまりにも生き物を見つめる子ども達の目がキラキラしていたので、急遽自由散策時間にしました。一斉に駆け出した子ども達は、草をかき分けながらテントウムシを探したり、無我夢中でチョウを捕まえようとしていました。

たっぷりと楽しんだ後、姉妹園との共同農園である『みなんファーム』に行き、タマネギやジャガイモ、夏野菜の苗を観察し、その後、フジや満開のツツジなどの甘い匂いに誘われて地域の公園へ…。匂いをクンクン…その香しい匂いと気付けば結構な時間を園外で過ごして、すっかりお腹が空いてしまった子ども達でした。

その後は、またお友達と仲良く手をつないで、園まで安全に帰ってくることができました。園内にも自然環境は十分にありますが、こうして園外に出て、出会う身近な自然環境は子ども達にとって、忘れられない『心の原風景』になります。今後も安全に十分気をつけながら、子ども達が自分たちが生活している地域を愛する心が育つように、保育していきたいと思います。

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