blog

  1. ホーム
  2. 御南認定こども園ブログ
  3. 年長学年みんなでつくった宇宙(5歳児 あじさい組、ひまわり組)

2021.08.31

年長学年みんなでつくった宇宙(5歳児 あじさい組、ひまわり組)

先日の年長学年2クラスのブログは見ていただけたでしょうか。約1ヶ月半かけて、壁面(宇宙空間)とロケットやプラネタリウム~地球が完成しました。そのロケットと、地球(内側はプラネタリウム)2基を遊戯室に配置し、その場で子ども達と保育教諭は思い思いにイメージしたり、夢を広げたりしたことを話し合いました。

☆宇宙の創造へ

■1日目は大型箱積み木や巧技台を並べ、宇宙の道作り。道にはあじさい組が宇宙空間をイメージして色付けたロール紙を、子ども達が適当な大きさに切って箱積み木の上にセロハンテープで貼り付けたり、「こっちからこっちに道を繋げよう」と友達と相談したりしながらどんどん道が繋がっていきました。

■2日目はカプラ(フランス製積み木)を使い、宇宙空間を表現。“みんなが思う宇宙を作ろう!”と投げ掛け、活動がスタートすると…「ここ何作るの?」「木星を作るよ」「じゃあ私も入れて!」…などと自然とグループが出来ていき、友達と相談したり協力したりながら、惑星、ロケット、宇宙ステーション、はやぶさなどが次々に完成していきました。約1時間後、皆で離れて眺めたり、宇宙の道を通ってじっくり見たりしてみると…どこも楽しいものが作れていましたが、平面での制作が多いことに気が付きました。「ちょっとここからだと見えにくいね」「もっと高く積み上げたほうがよく分かるね」と改善点を話し合い、翌日も続きを作ることに…。

■3日目。前日の話し合いから、今日は平面ではなく“立体”で作ってみようとカプラの本を参考にしたり、積み上げやすい方法を試行錯誤したりしながら作っていきました。「あー、崩れちゃった!」「(球体にしたいのに)中々蓋が閉められなくってどんどん縦に大きくなっちゃう!」などと苦戦しながらも、諦めずにまた積み上げたり、友達同士どうすれば上手くいきそうかアイデアを出し合ったりしながら作り進め、6箱(6000ピース)もあったカプラもついに空っぽに!今度はどうでしょう…昨日より立体物が増え、広大な宇宙空間が広がりました。

☆いよいよ宇宙探検に出発!(身体表現活動)

■友達と協力し合って宇宙服を着せ合う(模倣)と、重々しそうな足取りであじさい組のロケットやカプラで作ったロケットに乗り込み、宇宙へ出発!レバーを持って操縦する子、宇宙食を食べる子、寝袋(のフープ)をギュッと握って浮かないように気を付けながら眠る子など、宇宙飛行士になりきってそれぞれの思いを表現して楽しむ姿が見られました。

■宇宙に着くと、ロケットから慎重に下りてくる子ども達。手足をゆっくりと大きく動かし、無重力空間を歩くようすを全身で表現したり、「あっ!木星を発見!」と両腕で木星の形を表現してくるっと回ってみたり、流れ星になってみたり…ピアノの演奏や効果音に合わせながら自分がイメージした宇宙飛行士や惑星など、全身で表現することを楽しみました。(園内研修で見学に来ていた他学年の保育教諭も参加しました)

☆振り返って…

■最後に子ども達に“宇宙探検どうだった?”と問いかけると、「ロケットでいろんな宇宙食を食べて楽しかった」「宇宙は歩きにくかった!」「広くて迷っちゃった」「惑星がいっぱいあって楽しかった!」「プラネタリウムが綺麗だった」…また、一緒に参加した保育教諭は、「ロケットに乗っていざ発射の時、“先生、浮いちゃうからしっかり捕まって!”と教えてくれた!」「宇宙は真っ暗だったんだけど、よーく見ると白やピンク…いろんな色の星が瞬いていて綺麗だった」などと、たくさんの感動の声が聞かれました。

☆最後に…

7月から続いたこの壮大な活動もそろそろ締め括りです。子ども達の夏の楽しかった思い出の一つとして心に残ったことでしょう…。夏休み中だった1号さんも、またぜひ皆で一緒に宇宙探検に行きましょうね!

ページの先頭へ