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2021.11.01

みなん収穫祭

 食欲の秋真っ只中の10月28日にサツマイモの収穫祭をしました! 今年の6月に年長児が苗を植え、毎日水やりや草抜きをして育てたサツマイモのつるは畑一面を埋め尽くすほどにまで生長しました。

「垂直植えにしたからおっきいのができているかな?」「並行植えは数がたくさんできるんだったよね!」と自分で選んだ植え方を思い出しながら、いざ、収穫!

 年長さんが育てたサツマイモを一目見ようと、畑にたくさんの子ども達が集結しました。

 初めにやってきたのは0歳児もも組さん。採れたてのサツマイモをじっくり...つられてお姉ちゃんたちもにっこり。

 続いて1歳児さくらんぼ組さんとは、あじさい組のお兄さんお姉さんがペアになり、一緒に「うんとこしょ!どっこいしょ!」とつるを引っ張ります。 「ここ一緒に掘ってみよう」「見て見て!大きいサツマイモが採れたよ」と優しく接するあじさい組の子ども達。保育教諭もほっこりします。

 2歳児ちゅうりっぷ組さんはひまわり組がペアです。土からなかなか出てこないしぶといサツマイモを「周りを掘ってから引っ張ろう!」となんとも頼もしい姿も。

 採れたサツマイモを年少組さんにも!連なったサツマイモに「1、2、3、、、4人兄弟だね」「ピーマンみたいな形やアイスクリームのような形もあるよ!」と可愛らしい発想の声も聞こえました。

採れたサツマイモを大まかな大きさに分けて並べてみると、ながーいサツマイモの行列が!年長児で数えると...大きいサツマイモが46個、中くらいのサツマイモが65個、小さいサツマイモが41個。全部で152個のサツマイモが収穫できました!

 そして翌日、収穫したサツマイモを使ってイモ鍋パーティーです!

 まず、エプロンと三角巾に身を包んだ子ども達が人参、大根、サツマイモ、ゴボウを包丁で切り、こんにゃくは手でちぎります。「ねこの手で切るよ!」「大きさはこれくらいでいい?」となかなか慣れた手つきで切り進めます。皮が紫色のサツマイモを切ると、中は薄い黄色!「きれ~」「もう美味しそう!」「匂いはまだしないんだね」など本日の主役のサツマイモに興奮気味の子ども達。

 具材の用意ができたら、今日の強力な助っ人、給食先生が炒めてくれます。

 まずは豚肉。炒めている途中、給食先生から栄養素のお話を聞きました。豚肉には“ビタミンB1が含まれていて、疲れをとる働きがある”ということ。その他にも大根、サツマイモ、ごぼうには“お腹のお掃除をしてくれる食物繊維”。人参には“暗闇でも目を見やすくし、視覚をサポートする働きのβカロテン(ビタミンA)”。サツマイモには“風邪予防するビタミンCと身体のエネルギーになる炭水化物”などなど食材の持つ力に「へぇ~」「知らなかった!」「すごい!」と普段は聞くことができない給食先生のお話に興味津々!

 具材に火が通ったら出汁を入れて煮込みます。ここで子ども達は一旦休憩して給食先生や和代先生達にお願いします。「美味しくな~れ!」のおまじないは忘れずに。

 煮込むこと約30分。園庭に食欲をそそる、どこか優しい匂いが広がりました。

最後に味噌を入れて味を調整したら完成!サツマイモは綺麗な黄色になっていました。

 できあがった、イモ鍋はブルーシートを敷き外で食べました。

「甘い!」「優しい味がする!」「切った時は大きいかなと思っていたサツマイモだったけど、大きく切った方がおいしいかも!」など自分達で作って、園庭で食べるイモ鍋の味は格別!

 他のクラスの子ども達も、収穫したサツマイモが入った、給食先生手作りのイモ鍋を給食でいただきました。

 今回の収穫祭で、収穫する喜びを感じたり、秋の味覚を堪能したりした子ども達。これからぐんと寒くなります。サツマイモパワーで寒い冬も乗り越えていきましょうね!

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